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公共の墓地の定義とその設備の充実さについて

墓地や霊園はそこを誰が運営しているかで分類しますが、公共の墓地は都道府県や市区町村などの地方公共団体が運営している墓地のことです。
特徴として、母体がしっかりしているので経営の安定性がある、宗教や宗派にとらわれず誰でも使用できる、石材店との制約がないなどがあげられ比較的自由度の高いお墓であるといえます。
また民営に比べて使用料や管理料が安いということもいえます。
しかし、これは立地条件や地域、区画の形態にもよるので購入をする際にはしっかりとした調べをすることが大切です。
安さや自由度が人気となり、倍率が高いということもあります。
そして設備も整っているところが多いです。
掃除が行き届いている、バリアフリー、トイレの完備などお参りに来た人が心地よく過ごせる場所としても存在しています。
敷地の広さが広い所が多いので、お散歩などをする方も多くみられます。
お墓の形態が多様化している現代、安くて安心経営であるこのようなお墓は年々人気となっています。

公共墓地のメンテナンスと維持管理について

地方自治体などが運営する公共墓地は少なくありません。
民間のお墓に入るには経費面で厳しい家庭であれば、公共の墓地を利用できると非常に助かると思います。
死というものは人間のライフサイクルのなかで逃れられないことですし、死後の対応というものはどんな家庭でもが負担しなければならない事態ですので、自治体がケアをすることは必要不可欠なことだといえると思います。
ただ、メンテナンスや維持管理の面で自治体の負担になっているという側面があります。
専任の管理者を置くことが望ましいといえますが、自治体もそれほど財政に余裕がありませんので、非常勤の管理者を置くのが精いっぱいだといえます。
こういった状況で活躍しているのがボランティアです。
高齢者を中心に墓地や霊園の管理を行うボランティアが少なくありません。
社会貢献活動として協力しあいながら担当してくれており、墓地を管理する自治体としても助かっているという実態のようですね。